暮らすような旅のガイド

旅にはいろんな旅があると思います。

これまでの私の旅の経験や、ゲストハウスを運営する中で出会った数多くのゲストの旅を見てきた経験から、皆さまに最適な「暮らすように旅をする」方法を提案していきたいと思っています。それは人が自然体に戻る具体的な一つの方法だからです。

「暮らすように旅をする」という言葉は聞いたことがあると思いますが、実はそれがなんなのかイメージが湧かない人も多いと思います。

例えば皆さまはこんな旅していませんか?
⚪︎⚪︎に行きたい→行き先近くのホテルや旅館をじゃらん等で決める→⚪︎⚪︎の近くにある面白そうなところ、美味しそうなレストラン、お土産をリストアップして行けるところでスケジュールを立てる。
そして1泊2日の旅。長くて2泊3日の旅。
これは「見てきた!!行ってきた!!食べてきた!!」という観光旅行になります。
この観光旅行を否定するわけではありません。私ももちろんします。

この観光旅行とは別に年に1度、暮らすように旅をしてみませんか?というのが私の提案です。
観光旅行は「見た、行った、食べた」という実績と風景の写真は残り、一時の満足を得ることにはなりますが、自然体に戻るために、自分と向き合う時間を取ることはできないのではないでしょうか。

では、暮らすように旅をするとはどんな旅なのでしょうか?
目的地があることは共通ですが、旅の過ごし方が異なります。
暮らすように旅をするというのは、現地の人と同じ生活をするということを意味します。
生活とは衣食住です。そしてそれを実現させるポイントとしては以下のような観点があります。

・少なくとも1週間以上同じ国に滞在し、全体で2週間以上の旅程であること
・かつ同じ滞在先に少なくとも3日以上滞在する
・最低限の宿泊サービスの施設に滞在する。Airbnbなどのいわゆる民泊が望ましい。
 至れり尽くせりの手厚いサービスを受けていたら、生活を体験することはできません。
・滞在中の多くの食事を自炊する(現地のスーパーで調達)
・ツアー会社などのサポートは一切受けない
・全ての旅程の行動計画を事前には決めない
・あまり行動せず、ゆったり過ごす日がある
・現地の人と同じような衣服を着て過ごしてみる

観光地巡りをして1日を過ごし、ホテルで寝るでは、生活を体験することはできません。
その土地の家で過ごし、食べ物を調達し、衣服を土地に合わせてみる。
これらをしばらくしてみて、はじめて現地の生活を体験することができます。
       メルボルンのグレートオーシャンロードで滞在した家

もちろん、行きたいところがあるのは当然ですので、このような現地の生活をしながら、行きたい場所を訪れる。
これが、暮らすように旅をするということになります。

では、この暮らすように旅をするというのは、何が良いのでしょうか?

1.その土地の自然、文化、歴史を深く知り、さらにそれを体験することができる

 自然や景観は天気、季節、時間などで毎回の表情が変わります。単に行ったではなく、そこで数日過ごすことで、様々な表情の自然や街を知ることができます。その土地の暮らし=文化です。
 例えば、現地のスーパーに行けば、その土地の食材を手にいれることができます。買い物をしている現地の人々の生活を見るのは、まさに現地の暮らしを目の当たりにします。食べ物は文化そのものであり、野菜や肉・魚、調味料などからその土地の風土を理解できます。

2.スケジュールがタイトでないので、ゆったり過ごせる=休暇となる

 遠い異国の地に訪れたのに、天気が悪くて、夕日が見れなかった。では、残念ですよね。ゆったり過ごしながら、気長にベストなタイミングを待つことができます。この、「待つ」という時間を持てることが、日常から離れた土地を巡る中で、自分と向き合うとても良い時間になります。

3.その土地の人(郷土人)と話す機会が増える

 ツアーではないので、すべて自分で旅を進めていかなければならず、そうなると必ず現地の人と話す機会が出てきます。この郷土人との出会いが旅の一つの醍醐味であり、旅がさらに楽しくなったり、ガイドブックには載っていないようなことを教えてもらったり、会話から文化などをより深く知ることもあるでしょう。
 
4.お金がそれほどかからない
 ホテルに宿泊し、常に外食をしていたら、国の物価やホテルのグレードによりますが、宿泊と飲み食いで1日15000円くらいかかってしまうでしょう。しかし、暮らすように旅をしていれば、だいたいその3分の1くらいで収まります。普段の日本での家賃を含む生活費とそんなに変わりはないということです。普段の生活費とあまり変わらない費用で旅ができていたら暮らすように旅をしている指標にもなるかと思います。

では、具体的にどのように旅の計画を立てていけばいいのでしょうか?
これは、経験や旅の知識がないとなかなかできないものだと思います。

そこで、私を旅の計画を立てる時のガイド(相談役)として活用下さい。
※チケットや宿泊地の予約などの手配は致しません。
老若男女問わずサポート致します。個人的には20代の若い方は是非、どんどん海外で価値観を広げてほしいなと思います。
時期が合えば、旅仲間として、旅程の中の数日一緒に旅をしましょう!!
まずは問い合わせフォームよりお気軽に相談下さい。

問い合わせ

ちなみにGuesthouse Raichoに宿泊されれば、直接相談にも応じれますし、暮らすように旅をするゲストにも出会える率が高いと思います。
そして、Guesthouse Raichoは日本で「暮らすように旅」する場所としてとても良い場所です。
乗鞍高原、上高地、松本、少し足を伸ばして高山、白川郷、なども巡れます。
詳細は以下の記事を参考にして下さい。
信州・飛騨周辺観光
いろいろな土地を訪れながら、その土地の食材を持ち帰り、夜は自炊と温泉をしながらゆっくりと過ごす。海外のGuestsとも会話をして楽しむことができます。

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