今日は紹介したい方(といっても会ったこともないのですが)がいます。
それが題名に記載した四角大輔さんです。
四角さんを知ったのは、昨年、10月の終わりに、シゴタノという起業スクールをやっている斎藤英起さんがRaichoを訪れたことがきっかけです。
英起さんは23歳で起業して、コンサルティング、起業スクール、HP作成などを行っていて、仕事場はどこでもよくて、自由なライフスタイルを楽しんでいる方です。英起さん自体がすでに自分よりも前を歩んでいて、いろいろ刺激を受けたのですが、彼がある方を教えてくれました。それが四角大輔さんでした。実はその時すでに翌月の11月からニュージーランドに行く計画もあり、四角さんがニュージーランドをホームプレイスとしていたので、とても興味が湧きました。そして、英起さんが紹介してくれた四角大輔さんと本田直之さんの著書、モバイルボヘミアン(旅するように働き、生きるには)という本を速攻でAmazonでポチッとしました。1日で読み終えました。その本には、会社員だったお二人が場所・時間・会社、誰にも縛られない自由な生き方を手にした背景やそれに至るまでの過程が書かれていました。
これまでのブログを読んで頂ければわかると思いますが、自分は誰かの影響を受けて、今のライフスタイルを選んだわけではなく、自分の想いに従って行動した結果、今に至っています。もちろん、自分が思い描いていることをすでに実行して、先に歩んでいる人がいることはわかっていましたが、この本を読んで、自分と同じような考え方で、しかも自分よりもずっと先を歩んでいる、具体的な人を目の当たりにしました。特に、四角さんの生き方や考え方は私の理想であり、さらに深いというか、自分がまだたどり着けていない未来にすでにいました。
そして、11月に実際にニュージーランドに行き、手付かずの自然や、人々の自然と共にある生活、街の雰囲気を体験し、四角さんがホームプレイスにした理由がわかりました。自分もワナカという街に拠点がほしいとも思いましたし、さらに自由を手にして、美しいものや、自分のやりたいことをどんどんやっていこうと思ったのです。
ニュージーランドのブログはこちら
NZの旅①
NZの旅②
NZの旅③
その四角大輔さんが、今回新しい本を出しました。
それが、「人生 やらなくていいリスト」。
いわゆる自己啓発系の本に分類されるのだと思います。世の中にはいろいろな自己啓発本があったり、起業に関する本があり、私もこれまでに何冊か買いましたが、最後まで読み切った本は今までありませんでした。しかし、「モバイルボヘミアン」とこの「人生 やらなくていいリスト」はさくっと最後まで読みました。
それは四角さんの考え方や生き方に深い共感があったからです。多くの自己啓発だったり、起業に関する本は、お金に関することが目的になった記述が多かった。別に自分は月100万の収入が欲しいわけではない。楽して生きたいわけではない。だから、アフェリエイトで稼ぐ、とか、投資とか不動産とか、ビジネスとしてこのテーマが今稼げるとか、そういう話題が出るだけでうんざりします。しかし、四角さんは、まず「素直に自分らしく生きること」が全ての根底にあり、稼ぐ方法とか、そういうお金の話題がほとんど皆無です。小手先の上手い生き方を伝授するとか、そういうことではなく、人として、世の中にどのように貢献していくのか、どういう生き方が人間らしくて、自分らしいのか、そして本物の喜びはどういう事から得られるのか、そしてそのような喜びを得られるライフスタイルとはどういうことかを、実体験を踏まえて書かれているんです。そして、自分とかなり境遇が似ている。他人とは思えないほど。そして見たい景色、見ている景色が似ていました。
自分は四角さんに憧れていますが、自分には自分が歩む未来があると思っています。著書でも四角さんが自分のホームプレイスを見つけることが大事だと述べているように、私のホームプレイスは日本のここ乗鞍高原ですでに見つけています。温泉という観点が自分にとってはとても大事であり、四角さんで言う、フライフィッシングになるのかなと。とても肩を並べることはできない、自分よりもずっと前を歩んでいる方ですが、勝手に同志だと思っています(笑)。
なので、なんとなく、そのうちお会いできて、未来について一緒に語れる日が来るんじゃないかと勝手に思っています(笑)。
そんな日が来るといいな。
さて、この「モバイルボヘミアン」と「人生やらなくていいリスト」など、これからGuesthouse Raichoにはオーナー推薦図書コーナーを設けようと思います。これからの新緑の季節は、大自然の中に椅子を置いて、ただそこで本を読むなんて最高の贅沢ですよ。