今日は20歳のスノーボーターで雷鳥の常連さんのレナトくんと一緒に朝一だけ滑りました。
レナトくんは去年19歳で雪マジ19を使えるMt乗鞍スノーリゾートで宿を探して雷鳥にたどり着きました。
左側がレナトくん(去年の写真)
去年から宿に戻ると勉強していたレナトくん。
今年は大学2年生ですが、3月から予備校に通い、会計士を目指すそうです。
35歳のおっさんと20歳の青年のリフトに乗りながらの会話です。
R:レナトくん Y:Yuma(自分)
Y「なんで会計士を目指すの?」
R「会計ってわかりやすいじゃないですか、1+1=2で明確な答えがある。確実な答えがあるんですよね。職業的にも確実性が高い」
Y「確かに。。。でもさ、世の中、不確実の方が楽しいってこともあるよ」
R「そうですけど、大変じゃないですか」
Y「雷鳥メンバーみてみなよ、みんな不確実だけど楽しそうでしょ(笑)」
R「それは不確実のプロだから楽しいんですよ」
Y「不確実のプロ!!面白いこと言うね」
R「自分、デザイン(ビジネスデザイン)にも興味があって、ゼミはデザインに関連する方に入るんですよ」
Y「それは不確実の方だね、それを仕事すると、不確実のプロになれるかもね」
R「いや〜、でもそれは興味だけであって、仕事としては会計士を目指します」
Y「そもそも人生における確実性と不確実性をわかっている時点で、レナトくんはいつかこっち(不確実)の方に来ると思うよ(笑)」
R「そうかもしれないですね(笑)」
人生の選択において、今この確実と不確実の選択は面白みを増していると思う。もちろん、どちらが正解とか、どちらが良いとは言えないと思う。一長一短。
ただ、最近、確実だと思われていたことが、確実ではなかった。とか、いつの間にか確実ではなくなってしまっている事態が起きている。これは安定と不安定という言葉に置き換えても良い。一方、不確実で不安定な人生を歩んでいる人が、実は確実で安定しているように見える場面が最近ある。例えば、自営業やフリーランスの方がストレスフリーで自由に生きてて、心が安定しているとかね。
僕は今大学生ではないから、今の大学生に世の中がどのように写っているかはわからない。
これだけ社会の変化が激しく、混沌としているのでおそらく僕らの時よりも不安が多いのではないかと思う。何が正しいのかわからないことが多い。僕だってそう思うくらいだ。だから、なんとなく確実性の高いところや安定がありそうな場所を求めたいという気持ちはわからなくもない。
話は少し変わるけれど、生命の進化に対して、僕は突然変異による進化っていう考え方はあまり好きではなくて、変異は必然の中に生じるものなのかなって思ったりします。生き残るために、不確実な世界に飛び込んでいく、変化を求めて飛び立ったものが、その環境に適応するようにどんどん進化していく、という方がしっくりくる。
不確実で不安定な世界は、日々冒険で、自分で答えを作り出していく。どんな環境でも生き残る術を身につけていくことができると思う。そういう意味では答えのない問いに答えを作り出していく人々は、不確実性のプロなのかもしれない。しかし、プロになれず、その過程で消えてしまう可能性だって十分にある。というかその方が高いかもしれない。
でも僕は、冒険する道を選びたい。何が正しいかわからないから、自分で答えを見つけていきたいと思う。
あなたは、確実性の高い人生と不確実な人生のどちらを選ぶ?
と問いつつ、2者択一ではなく、ここも多様な選択がありそうですけどね。
さて、本題が終わったところで、
学生のレナトくんは和歌山から乗鞍に通っているんですが、なぜ乗鞍を選ぶか?という質問をしました。
・雪マジ19/20が使える
・ハズレが少ない雪質(標高が高い)
・宿が安い(雷鳥)
一方で乗鞍の弱点は?
・リフトが遅い
・コースの接続が悪い
だそうです。
僕には弱点のところをどうすることもできないけど、それでも選ばれるようにセールスしなくてはならないと改めて思いました。
ブルーキャピタルさん弱点克服よろしく!!(見てないと思うけど)w
2月の土曜日は全て予約で埋まってしまっていますが、3月は週末もまだ空きあります。
スキー・スノーボード・バックカントリー・スノーシューなど乗鞍のウィンタースポーツはまだまだこれからです。
ご予約お待ちしております。