お金はない。あるのは少しの自信と情熱。

Gift Norikuraという新しい店舗を作る過程で、今は設備などの見積もりが出てきている。僕は今、そのための資金調達とどう収支計画を立てていくか頭を捻っている最中。

たまに皮肉交じりで、さほど信頼関係のない方から言われる言葉があります。

「儲かってるみたいだね」

「儲けたいです」というのが僕の返答。

なぜ儲けたいか、人と資源に投資できる=持続可能な未来を作れるから。

儲けることは手段であって、目的ではない。だから僕はその手段を聞かれる質問があまり好きではありません。仮に相手の状況を少し聞きたいのであれば、

「事業の調子良さそうだね?」くらいが良いのではないでしょうか。

これなら僕は、「まだまだ課題もありますが、なんとか上手くやってますよ」と自然体で答えられます。ちなみに信頼できる経営者同士ですでに儲けることの目的が共有できている相手であれば、直球で聞くことは、お互いの調子を確認するのと同じなのでなんの違和感もありません。逆にそういう人とは、「儲けような」が挨拶代わりになってます(笑)

正直、今の僕にお金なんてありません。事業としては軌道に乗っているものの、お金があれば雷鳥の設備投資に使っているし、スタッフの給与をアップしていて、ギリギリの経営です。

新しい店を立ち上げるための資金はほぼ借入です。

雷鳥を立ち上げる時の銀行からの借入の返済はもちろんまだ残っていて、これまでの返済分と今回の借入分で、ほぼ相殺されて元に戻るか、むしろ借金増えるんじゃね?ってくらいですね。

今の世の中、信用さえあれば、お金は借りれます。

僕は近くに23歳で自己資金なしに1000万以上借入して、立派に事業を立ち上げた若者を知っている。

借金なんてできればしない方がいいでしょう。

ただ、借りたお金でそれ以上の何かを作れる自信があるなら、借入というのはとても心強い制度で良い事だと思います。

先日、信頼できる友人と話していました。

「ほんとはおれもおまえみたいな人生を送りたいんだけどね。どうしたら踏み出せるかな?」って言われました。

それに対して僕は、

「きっと自分に対して少しでも自信があるか、ないかじゃないかな。自信があればリスクを背負う覚悟できるよ」

と答えました。

「あとは、未来に対する何かの情熱だと思うけど、それは持っているよね」と。

情熱がなければ、事業の仕組みは作れたとしても、きっと続かない。いつか飽きが来る。途中で何しているかよくわからなくなる。沢山の困難なことが待ち受ける中で、継続的にその壁を乗り越えていく力が湧かない。

その友人は情熱は持っていたけど、自分に対する自信がまだなかった。

自信を持つには時間がかかる。でも完璧はない。どんなことでも良いと思う。技術でも経営力でも根気でも。自信をつけるまで頑張ってみて、少しでも自信ができたら、情熱をかけられるものに、動いてみたら良いと思う。焦らずに、自分のペースで。でもチャンスを上手く見極めて。僕はそんな人を応援したい。

さて、Gelato&Cafe Gift Norikuraは本当に立ち上がるんでしょうか?(笑)

今週銀行に資金調達に行ってきます。ジェラートって一から作るとほんと設備や店舗にお金がかかるんです!!!!

なんちゃってでも出来ますが、僕はやるからには、想いに一貫性のある商品を作りたいと思っています。特に飲食店はそこが肝になるなと強く思っています。

ゲストハウス雷鳥で作り上げた基盤がある(少しの自信がある)ので、借金に対しての恐怖はそんなにないですね。情熱は誰よりも心に秘めている自信はあります。失敗してもそれは経験につながるはずだから。

近々、Gift Norikura立ち上げのため、クラウドファンティングを実施予定ですので、もしよろしければ応援をお願いします!!

乗鞍高原は今、1年の中で一番のノイズレスな時期。ゲストハウス雷鳥のノイズレスステイのエントリーもお待ちしております。

https://ghraicho.com/noiseless/

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