覚悟のある人は、顔を見ればだいたいわかる。
日々の過ごし方などをみればそれがない人とある人は一目瞭然。
その覚悟を決めていた自分の中でも象徴的存在であった方がこの世を去ってしまったのは悲しい。
内面から出る強さ。守りたいと思うものを守りぬく決意と行動。どんな圧力にも動じず諦めない気持ち。
そして、本当に強い人が持つ優しさ。
自分はその方の足元にも及ばない。
精進したいと思います。
別に覚悟がなくたって、人生は歩めます。
そこに個人の幸せは関係ないと思います。
ただ、もし仮に、何かやりたいことや、成し遂げたいこと、多くの人と違う生き方(起業など)を選ぶのであれば、覚悟が必要だと思う。
覚悟を決めると自然と物事の優先順位が明確になる。
そして、いろんな誘惑や外部からの圧力、ぶち当たる様々な困難にも折れない強い心ができる。
逆に覚悟がないと、中途半端で終わる。
中途半端でいろいろ終わってしまった人を何人もみているし、今も中途半端だなと思うことがしばしば。
特に起業したいとか、フリーランスで生きていくなら、尚更相当な覚悟が必要だ。世の中そんなに甘くはない。
覚悟がないなら、辞めといた方が良い。
中途半端になるなら、やらない方が幸せな人生を送れると思う。
自分の次の覚悟は40代でやりたいことに向かっている。
覚悟がある人はそれが「できるか、できないか」ではなく、「やるか、やらないか」になる。
例えば、自分はエベレストに登れたらなーなんて思っているが、まだ夢でもなく、妄想の域で、今の自分にはできないという判断で、覚悟はできていない。だから間違ってもここ数年のうちにエベレストに行くことはない。
一方、自分は40代で若者の可能性を広げる取り組みを行いたいと思っている。
今朝チェックアウトした18歳のK君という好青年がいた。不思議なオーラがあり、海外からのゲストかなと思い、最初チェックインの時に英語で話かけてしまった。そしたら彼も英語で返した。しかし、宿帳は日本の名前を書いた。「よく間違えられるんですよー」と。
彼は中学卒業と同時にアメリカに一人で渡り、アメリカの高校に自分の意志で入学した。3ヶ月間は、授業の内容も全くわからず、友人もいなかったが、自分の意志で覚悟を決めて来たアメリカで歯を食いしばって頑張ったとのこと。
アメリカの高校を卒業後、日本に戻り、日本の大学に今年入学。現在は映像クリエーターとしても活動中。しかし、日本の同じ大学生の友人と話をしても話が全く合わなくてつまらない。そして浮いていると。私は「そのままでいいよ」と言った。35歳の自分とほぼ同じ視点を持ち、話がとてもよく合った。オーナーさんと話せて良かったと言われた。彼の可能性は無限だ。どんな大人になるのか楽しみで仕方ない。
今の日本の若者はかなり最悪な環境にあると言って良いと思う。
老人を大事にしなくてはならないのはわかるが、未来を作る若者への支援が全く足りない。そして学校教育がクソ。欧米と比べたら10年以上遅れている。
そして、その後企業に就職して、バブルの価値観から抜けられないおじさんたちに、道具のように使われる。
であれば、若者が自らその社会からの呪縛から抜け出せる道を作るしかない。
自分が40代に取り組みたいことはこれ。K君のような若者を一人でも支援できたらいいなと思う。
ゲストハウスをこの地でやっていて、これまでに何人かの素敵な若者に出会った。25歳以下の若者がこの山奥に自然を求めてくるケースは珍しい。だからこそ、ここで出会う若者は街中にいるような若者とは少し違う雰囲気を感じることが多い。
若い時に多様性のある自然に沢山触れ、壮大なスケールの自然を目の当たりにすると、日本の学校教育や社会から押さえつけられた価値観から解放できるのではないかと思っている。自分の好きなこと、得意なことをベースに世の中に貢献しながら、遊びながら生きれる日本人を増やしたい。
先ほど21時にチェックインしたフランス人。
どこから来たの?と聞くと、「石垣島から」
「1週間最高のビーチだった、今度は1週間日本アルプスで山歩きを楽しむの」と。
「最高のバケーションだね」と思わずこちらも嬉しくなった。
日本人の夏の休暇は、石垣島(これだけでも贅沢だけど)、日本アルプスのどっちかですよね。
彼らは1ヶ月の日本でのバケーションです。
みなさんはこの日本民族大移動のお盆休みをどのように過ごされていますか?
さて、今年は紅葉が早いかもしれません。
9月下旬から高山帯から始めるここ北アルプスの紅葉です。10月3連休付近から中旬はすでに予約で埋まって来ていますが、9月下旬から10月上旬はまだ余裕あります。実はこの期間が一番狙い目かも!!
こちらの写真は9月の終わりです。
写真は最近行った、穂高連峰、槍ヶ岳、上高地、雷鳥でした。
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